3.11以前の日本の放射能水準(海産物)


海産物
    Sr-90 と Cs-137 ( ㏃/㎏ 、海水:m㏃/L)  m(ミリ):1/1000

 

1963( 10月、大気圏核実験禁止条約発効 )
  【茨城】 ワカメ:0.39~1.02

 

1964
  【福井】 ワカメ:1.78~4.59、  カレイ:0.1~0.27、   アジ:0.07~0.2 
        ワカメ:5.74~7.29、 カレイ:0.68~1.24、 アジ:0.3~0.46
  【新潟】 海水:14.06~34.04、 17.76~27.75
  【広島】 海水:14.43~21.46、 18.13~27.75

 

  以下 ‘71までデータを欠く

 

       ※ 日本人の体内には、セシウム が 2~4㏃/日あった
             ( セシウムの生物学的半減期は、約90日 )
         1960~79 日本人一人当りの セシウムの総被曝量:約0.1m㏜

 

1971
  【茨城】 アラメ:0.08~0.11、  ヒジキ:0.03~0.06、   カレイ:0.08、       
       アラメ:0.28~0.36、 ヒジキ:0,08~0.28、 カレイ:0.07
       ブリ: * 、  メバル:0.06~0.08、   スズキ:0.008、  アワビ: *
       ブリ:0.17、 メバル:0.23~0.39、 スズキ:0.54、 アワビ:0.04~0.23
       海水:2.59~9.99、 6.66~21.83

 

1980
 【北海道】 サケ : * 、   コンブ:0.003~0.005、  サケ:0.31、 コンブ: 未調査
       海水:4.44、 5.55
  【福島】 スズキ: * 、   スズキ:0.48
  【茨城】 シラス :  * 、   スズキ:0.015
  【新潟】 ワカメ :0.08、   カレイ:  * 、   サザエ: *
        ワカメ;  * 、   カレイ:0.16、  サザエ; *
  【静岡】 アジ :  * 、    アジ:0.27
  【広島】 ワカメ :0.05、   カレイ:0.03、   カキ: *
        ワカメ:0.06、   カレイ:0.13、  カキ:0.06
  【高知】 カツオ :  *     カツオ:0.63
  【佐賀】 ボラ :  *      ボラ:0,13

 

1986 ( 4月 26日 チェルノブイリ事故 )
        ※ チェルノブイリでの日本人の被曝推定値(m㏜)
           外部被曝:平均 0.013~0.026、 甲状腺被曝;大人 0.021/幼児 0、055

 

 【北海道】 サケ : * 、  タラ: * 、    コンブ:0.22、   ホタテ: *  
        サケ:0.33、  タラ:0.47、   コンブ:0,27、  ホタテ:0.05
       海水:3.7、 7.77
  【福島】 アイナメ: *      アイナメ:0.28
       海水:2.96、 6.29
  【茨城】 シラス : 0,015   シラス:0,27
       海水:4.44、 3.7
  【新潟】 ワカメ : * 、    カレイ:  * 、  サザエ: *
       ワカメ;0.31、    カレイ:0.19、  サザエ;0.27
  【静岡】 アジ:  * 、   アジ: *
       海水:3.7、 7.03
  【広島】 ワカメ:0.04、   カレイ: * 、   カキ: *
       ワカメ:0.05、  カレイ:0.17、  カキ: *
  【高知】 カツオ:  *     カツオ:0.7
  【佐賀】 ボラ :  *     ボラ:0,17

 

1990
 【北海道】 サケ: * 、       タラ: * 、    コンブ: * 、  ホタテ: *  
        サケ: 0.31~0.36、  タラ:0.33、  コンブ:0,18、  ホタテ: *
       海水:2.9、 *~5
  【福島】 アイナメ: *      アイナメ:0.16~0.17
       海水:2.6、 *~3.1
  【茨城】 シラス :0,015    シラス:0,098~0.11
       海水:2.7、 *~3.2
  【新潟】 ワカメ :0.03、       カレイ:  * 、       サザエ: *
       ワカメ;*~ 0.036、   カレイ: 0.13~0.16、  サザエ; *
       海水:2.5、 *~3.7
  【静岡】 アジ:0.018、    アジ:0.18~0.21
  【広島】 ワカメ: * 、    カレイ: * 、   カキ: *
       ワカメ: * 、   カレイ:0.13、  カキ:*~0.055
  【高知】 カツオ:  *     カツオ:0.48
  【佐賀】 ボラ:  *      ボラ:0,12~0.14

 

2000
 【北海道】 サケ: * 、        タラ: * 、    コンブ: * 、    ホタテ: *  
        サケ:0.075~0.076、 タラ:0.24、  コンブ:0.04、  ホタテ:0.04
       海水:1.9、 *~2.3
  【福島】 アイナメ: *      アイナメ:0.12~0.13
       海水:1.6、 *~2.1 
  【茨城】 シラス :未調査     シラス:0,006
       海水:0.79、 *~1.1 
  【新潟】 ワカメ :0.027、      カレイ:  * 、      サザエ: *
       ワカメ:*~ 0.023、   カレイ:0.076、   サザエ:*~ 0.0333
       海水:1.9、 *~2.4
  【静岡】 アジ:* 、       アジ:0.14~0.16
  【広島】 ワカメ: * 、       カレイ:0.02、         カキ: *
       ワカメ:*~0.026 、  カレイ:0.062~0.074、  カキ:*~0.025
  【高知】 カツオ:  *     カツオ:0.27
  【佐賀】 ボラ:  *      ボラ:0.047~0.055



■ セシウム汚染:09年の58倍検出 福島原発沖の海水
                           毎日  10月5日
 文科省は5日、宮城県から千葉県にかけた福島第1原発沖の11地点の海水に含まれる
放射性物質について、精度を向上させた調査の結果を発表した。
セシウム 137は 原発から東へ約180キロ地点の 1リットル 当り 0.11㏃が 最高で、
09年に 原発の約25キロ沖で検出された最高値の約58倍だった。

 

 従来は セシウム の検出限界値が 同6~9㏃ と高く、大半の海域で「不検出」の結果しか出なくなり、原子力安全委員会が精度を向上するよう指摘していた。8月下旬に採取した
今回は、セシウム 137が 0.0012~0.11㏃。 セシウム134も 原発から東へ約180キロ
地点の0.079㏃が最も高く、千葉県沖の2地点は「不検出」だった。



  ☝のデータベースを見ると、
   2009年 福島・原釜沖で 
     ストロンチウム-90 は 1.1m㏃/L、 セシウム-137 は *~1.3m㏃/L

 

    1.3m㏃/L = 0.0013㏃/L