ガラスバッジ(4)
((3) のつづき)
【平均値】
5月9日~15日 0~0.7μSv/h、 0.19μSv/h
↑福島市聖心三育保育園
【積算線量(年間)】 ・0.5m㏜未満 48校 ・0.5~1m㏜ 未満 5校 ・1m㏜ 以上 2校
5月16日~22日 0.07~0.79μSv/h、 0.19μSv/h
↑福島市立大波小学校
【積算線量(年間)】 ・ 48校 ・ 6校 ・ 1校
5月23日~6月5日 0.06~0.83μSv/h、 0.18μSv/h
↑福島市聖心三育保育園
【積算線量(年間)】 ・ 51校 ・ 3校 ・ 1校
文科省は、その2週間後の5月26日、
継続的に把握する。・・・
空間線量の低い地域においても、学校長等の判断により、屋外活動を制限している現状に
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/other/detail/__icsFiles/afieldfile/2013/03/01/1331433_002.pdf
として、計1762学校等に 線量計を配り、公立学校は 6/1より測定を始めます。
測定結果は、
6月6日~19日 0.03~0.3μSv/h、 0.1μSv/h(55 校園⋆)
⋆ 4月上旬等に福島県が実施した調査で、校庭1m高さの空間線量率 3.7μ㏜/h以上
(最高値 5.4μSv/h、平均値 4.1μSv/h)が測定された学校等だが、その後 校庭等
の表土除去等が 41校園で行われ、6月16日に文科省が実施した調査では、55校園の
校庭等の1m高さは、平均 0.6μ㏜/h(0.2~2.2μSv/h)となっている。
4月27日~6月19日 教職員が受けた積算線量(時間平均)は、0.07~0.4μ㏜/h
55校園の平均は 0.2μSv/h。
6月20日~7月3日 0.06~0.3μSv/h、 0.1μSv/h(55 校園⋆)
【積算線量(年間)】 ・0.5m㏜未満 53校 ・0.5~1m㏜ 未満 2校 ・1m㏜ 以上 0校
7月4日~17日 同上
【積算線量(年間)】 ・ 54校 ・ 1校 ・ 0校
7月18日~31日 0.04~0.4μSv/h、 0.1μSv/h(55 校園⋆)
【積算線量(年間)】 ・ 53校 ・ 2校 ・ 0校
・・・
8月15日~28日 0.04~0.3μSv/h、 0.1μSv/h(55 校園⋆)
【積算線量(年間)】 ・ 55校 ・ 0校 ・ 0校
一方、
の(その1)では、
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/other/detail/__icsFiles/afieldfile/2013/03/01/1331433_008.pdf 1641 校園
6月1日~30日 0~1.4μSv/h、 0.1μSv/h
【積算線量(年間)】 ・ :1,618校園 ・ :21校園 ・ 2校園
・・・
最後の(その10 平成24年4月11日)では、
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/other/detail/__icsFiles/afieldfile/2013/03/01/1331433_025.pdf
学校等に設置した、約2700 台のデータ転送機能を備えた小型線量計から測定データを
自動配信するシステム(リアルタイム線量測定システム)により、各学校等の屋外の空間線量率
について、インターネットを通じて リアルタイムで公開を開始したこと等により、保護者等の安全・
安心に応える対策が講じられていると考えられることから、今回⋆をもって、文部科学省
における本モニタリング実施結果の報告は終了することとした。
なお、各学校等においては、適時にウェブサイトや広報紙で、国や自治体、学校独自の
測定結果を公表するなど、保護者等へのきめ細かな情報提供に努めることとしている。
⋆ 平成24年3月1日(木)~3月31日(土)の測定結果
【捜査対象 919 校園の内訳】
幼稚園240園、小学校395校、中学校193校、高等学校63校、特別支援学校14校、
幼稚園240園、小学校395校、中学校193校、高等学校63校、特別支援学校14校、
高等専修学校等14校
○ 測定の結果、教職員が受けた積算線量(時間平均)は、0~4.9*μSv/hで推移して
○ 測定の結果、教職員が受けた積算線量(時間平均)は、0~4.9*μSv/hで推移して
おり、全体の平均値は0.1μSv/hであった。学校滞在時間を1日8時間、年間200日
と仮定すれば、平均では年間約0.2mSv(約0~約7.8*mSv)の線量を受けることが
予測される。
* 線量計の誤作動か? 線量は、高い値でも0.2~0.3μ㏜/hくらい。
【学校等における積算線量予測(年間)】
0.5mSv 未満 917校園、 0.5~1mSv 未満 0校園、 1mSv 以上 2校園
※下記(注)参照
○ 屋外活動の制限状況について
制限をしていない:462校園、1日の屋外活動の時間を制限:393校園、
【学校等における積算線量予測(年間)】
0.5mSv 未満 917校園、 0.5~1mSv 未満 0校園、 1mSv 以上 2校園
※下記(注)参照
○ 屋外活動の制限状況について
制限をしていない:462校園、1日の屋外活動の時間を制限:393校園、
屋外活動をしていない:64校園
ここで、
校舎内は 校舎外に比べて、どれほど空間線量が低いかを見てみると、
随分バラツキがあるが 平均すると、
(校舎内は 窓際50cm、校舎外は 高さが 幼保園・小学校 50cm、中高学校 1m)
校舎内/校舎外
5月19日 0.3μ㏜/h / 2.1μ㏜/h ・・・ 14%
6月2日 0.3μ㏜/h / 1.5μ㏜/h ・・・ 20%
※ 校舎内 中心1m, 窓際1m、 校舎外 高さ1m
0.2μ㏜/h, 0.4μ㏜/h, 1.4μ㏜/h
6月16日 0.2μ㏜/h / 0.6μ㏜/h ・・・ 33%
※ 校舎内 中心1m, 窓際1m、 校舎外 高さ1m
0.2μ㏜/h, 0.3μ㏜/h, 0.6μ㏜/h
6月23日 0.2μ㏜/h / 0.6μ㏜/h ・・・ 33%
7月7日 0.2μ㏜/h / 0.5μ㏜/h ・・・ 40%
8月14日 0.2μ㏜/h / 0.4μ㏜/h ・・・ 50%
8月28日 同上
となっている。
事故から時が経つにつれて、室内と室外の差が小さくなっているのは、
おそらく、事故後には 空気中に放射性物質が大量に漂っていたため、
室内では これを遮断して 内外差が大きくなり、事故から時が経つと、
空気中に漂う放射性物質が少なくなったため、戸外の空間線量が徐々に
下がって⋆、室内外の差が 小さくなったのであろう。
⋆ 最初の1年の間に 空間線量が下がった主な要因は、Cs134の減衰効果より、
Csの土壌沈着だったろう。最初は、Csの付着した粒子が 風に巻き上げられて
空中に漂い、これが 空間線量の大きな割合を占めていたではないか?
(文科省は、室内は 戸外の線量の40%として、乱暴にも 20m㏜/年を設定したのだ。
否、避難区域設定 20m㏜/年が先にあって、泥縄式に 色々と帳尻合わせをやったのだ!
非常に 不愉快である。)
参考: ・千葉県流山市 小中学校の積算放射線量の測定結果